マイペースで美しいスイス

マッターホルン、アルプスの少女ハイジ、精密機械の国といえばスイスです。

国土は小さく、険しい山々が連なる地理的環境は、ヨーロッパの中で決して恵まれている方とはいえませんが、世界に確たる永世中立国として際立っています。

独自の経済戦略と政策で、外国から一目置かれた国でもあるスイスには、世界的な政治機関の本部も多くあり、国際オリンピック本部もこの国にあります。

しかし不思議な事に、国連に加盟したのは、2002年で190番目というかなり遅い時期だったということもスイスらしいといえるでしょう。

回りの隣国全てが、ユーロ経済圏に参加し、共通通貨のユーロを使っているのに対し、スイスは、今だに自国通貨のスイスフランを流通させています。

ある意味マイペースで自国の経済的、政治的、軍事的中立性を頑固に守っている国です。

しかし、実際に暮らしているスイス人と接してみると、決して意固地ではなく、腹の中には「唯我独尊」という覚悟はあるものの、出来ればみんなと仲良く関わりたいというコミュニケーション能力が他の国の人よりは優れているのかもしれません。

また美しい国を守るという国策もあるでしょうが、スイス人は大変キレイ好きで、道路にはゴミがほとんど落ちていませんし、家の窓辺にはいつも美しい花が飾られています。

それに加えて美しいアルプスを望む風景は美しく、特に晴れた日にレマン湖から見るモンブランは、アルプスの女王という言葉がぴったりです。

ヨーロッパの他の国と比べると物価が少々高いのは気にはなりますが、チャンスがあれば幾度と無く訪れたい国です。