旅とは、見たことないものを見て、知らないものを知るということが、主たる動機といえるでしょう。

しかし別の角度から考えた場合、自分が日々過ごしている場所からワープして、異空間の中で自分の内面を見つめなおすチャンスと言えます。

たとえると、白の中で白を識別することは大変難しいのですが、赤の中に白い丸があれば、これは容易に判別することが容易です。

いずれの国にもお国自慢があります。

東京スカイツリーやパリのエッフェル塔のような建物であったり、アメリカのカントリー&ウェスタンのような文化であったり、ギリシャやローマのような歴史であったりします。

特にオススメしたいと力説する人が多い食文化では、自慢度はヒートアップします。

オーストリアは、ハプスブルグ家全盛の時代に洗練されたスウィーツが続々と登場した、甘いもの大好きの国です。

いまでもその末裔たちは、忠実にその伝統を受け継いでいます。

ウィーンを中心として発展していったスウィーツ文化は、国内に広がっています。

とあるオーストリアのご婦人が推薦してくれたのが、クラシック音楽の巨匠であるモーツァルトが生まれたザルツブルグのスウィーツであるザルツブルガーノッケルンでした。

マッターホルン、アルプスの少女ハイジ、精密機械の国といえばスイスです。

国土は小さく、険しい山々が連なる地理的環境は、ヨーロッパの中で決して恵まれている方とはいえませんが、世界に確たる永世中立国として際立っています。

独自の経済戦略と政策で、外国から一目置かれた国でもあるスイスには、世界的な政治機関の本部も多くあり、国際オリンピック本部もこの国にあります。

みなさんパリといえば何をイメージされますか?

パッと頭に浮かぶのは、エッフェル塔、ルーブル美術館、セーヌ川、シャンゼリゼなどなど数え上げればきりがないでしょう。

パリは、19世紀後半、第二帝政下でセーヌ県知事ジョルジュ・オスマンによって大改造され、現在の街の形が整えられて以降、数々の侵略や革命、戦争に巻き込まれながらも、美しい都市としての姿を磨いて来ました。